6 なにを書いたらいいの?

内容証明の書き方出し方はそれほどむずかしいものではありません。
問題は、なにを書くかです。

基本的には試験の論文を書くときと同様、法的三段論法に従って書けばよいのです。
事実関係をわかりやすく簡潔に摘示し、適切な法律をあてはめ、法的効果として自分の主張が導き出されることを端的に記載すればよいのです。
あるいは、相手方の主張が法的に根拠を有しないことを端的に記載します。 長々と記載すればよいというものではありません。
自分の主張が十分に示されているならば短い方がいいのです。
相手方を刺激するような感情的なことばは用いるべきではありません。
交渉がうまくいかなくなるばかりか、郵便局に謄本が残るだけに、後々自分にとって不利な証拠が残ってしまう可能性があります。
あくまでも、論理的に自分の主張が正当であり、法的手続きをとっても自分が勝利するであろうこと淡々と述べればよいのです。

ここまで、読んで自分にはちょっとできそうにないと思われた方。
ぜひ、内容証明作成の専門家、行政書士におまかせください。

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